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Nikon COOLPIX P300福岡市が募集した市民ボランティア
「ふくおか元気応援隊」第2期メンバー36人の一員として、仙台市で震災ボランティア活動を行ってきました。
メンバーは志の高い、男女20代から60代までの、様々な経歴、職業の方々です。
仙台市までの移動手段はバスで、片道20時間、往復3,000kmの長旅です。
5月23日(月)の午後8時に福岡市役所を出発し、現地到着は翌24日(火)の夕方でした。
25日(水)~27日(金)まで、現地で活動を行い、28日(土)の午後12時過ぎに福岡に戻ってきました。
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Nikon COOLPIX P300宿泊先は、仙台市郊外の秋保(あきう)温泉にある
「木の家」というロッジです。
ボランティアとしては、非常に恵まれた環境だったと思います。
1日目の夕食は活動の帰りにスーパーで、各自自分の物を買いましたが、女性参加者の発案により、2日目は豚汁、3日目はカレーライスを皆で作りました。
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Nikon COOLPIX P300活動に当たっては、まず、現地のボランティアセンターで登録を行い、センターから指示された仕事を行います。
活動地域は、仙台市宮城野区の蒲生・岡田地区という、津波の被害を受けた地域でした。
我々は、側溝や被災家屋の土砂の撤去、家屋内の片付け、仮設住宅への家財道具の搬入等を行いました。
家屋などに溜まった土砂は、津波で流れてきたヘドロが固まったような、黒い粘土質の物で、それを、スコップで削って土嚢に詰め、一輪車で運び出します。
重労働でしたが、綺麗になって被災家屋の方に喜ばれると、疲れも癒されました。
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Nikon COOLPIX P300■
Nikon COOLPIX P3005泊6日で、実活動期間は3日という短い期間で、震災復興全体からすると、今回の我々の活動自体は、蟻が砂粒を運ぶ程度のものだったでしょう。
しかし、微力ではあっても、その積み重ねや被災地のために何か力になりたいという一人一人の思いが、復興につながっていくのだと思います。
ボランティアというのは、詰まるところ自己満足かもしれません。
しかし、私はそれで良いと思います。
今回、参加して一番良かったのは、被災された方々と直接お話ができ、被災された方々の思いを胸に刻むことができたことです。
今回の参加者の中には、女性を含め60代の方もいらっしゃいました。
「ふくおか元気応援隊」の活動は、当面、秋までは続くようです。
お金と時間に余裕があり、健康で人並みの体力がある方ならどなたでも参加できると思います。
是非、多くの方に参加して、この活動をつなげていって頂きたいと思います。
私も仕事の都合が付けば、また参加したいと思います。
今回、被災地の写真は撮っていません。
ここで、多くの方々が亡くなられたということを思うと、カメラを向ける気分にはなれませんでした。
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